ロックオンが監修に入って、『広告効果測定』についての本を出版しました。
ネット関連の本は、いろいろとあるけど、広告効果測定についての本は、国内初じゃないかと思います。
そんな状況で、今回の本は、業界の最前線に居る人向けというより、そろそろネット広告の効果測定を考えていこうかな、といった経営層やマネジメント層、ビギナー層に対して、少しでも気付きになることがあれば。ってコンセプトです。
今回の執筆を通して、個人的に驚きがありました。
この本は、企画段階から、「大手の広告代理店や広告主に、賛同してもらわないと、ただのニッチなたわごとになるよね。彼らに、趣旨を伝えた上で、業界の発展のためにもコメントをもらいたいね。」
「といっても、『ネット広告の効果測定』なんて、言い換えれば、成長しているとは言え、広告費全体の10%程度に過ぎない『ネット広告』の、さらに広告業界では長年タブー(?)ともとれる扱いを受けてきた『効果測定』のいうのが現実だし、大手ほどコメントもらうのは難しいかもね。」なんて、話があがってました。
しかし、実際に、フタをあけてみれば、電通・博報堂・ADK・サイバーエージェント・セプテーニ・オプト・アイレップ(敬略)といった大手広告代理店、やずや・コクヨ・大和ハウス(敬略)といった国内屈指の広告主など、依頼した会社ほぼ一同に、賛同いただき、想像を超えたメッセージを語っていただきました。
そこで、趣旨に賛同いただいた皆様に深く感謝するとともに、2007年にIBMが出した「広告モデルの終焉とはじまり」というレポートを思い出した。
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■広告モデルの終焉とはじまり(The end of advertising as we know it)
広告業界は、今後5年の間に過去50年間を上回る変化を経験することになるでしょう。主導権を握りつつある消費者や独立色のより強い広告主、ますます進化するテクノロジーによって、広告の販売、制作、消費の方法、すなわち広告のあり方が変わりつつあります。
私 たちの調査によって、これから繰り広げられるであろう広告業界の4つのシナリオ、そしてこれらのシナリオを形作る要因を占ってみました。放送事業者や配信 事業者、広告代理店といった従来型広告ビジネスの中核にいた企業は、消費者、ビジネス・モデル、ビジネス設計のイノベーションを実現することができなけれ ば生き残ることができないかもしれません。
<中略>
Measurements(測定)
広告主はよ
り個別で詳細な広告効果の測定を求めるようになってきており、既存のマス市場モデルに圧力をかけつつあります。IBMが調査を実施した企業のエグゼクティ
ブの2/3は今後3年以内に、広告収入の20%がインプレッション・ベース広告からインパクト・ベース広告へシフトするとみています。
(冒頭より、一部抜粋)
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世界的には、Google,Yahoo,MSNなどが注目されているように、広告×IT(=広告テクノロジー)は、今、もっともホットな分野。日本でも、その胎動は聞こえてきてますね。
厳しい競争になると思いますが、ロックオンしたいです☆
ソフトウェアビジネスで大切なことは、ソフトウェアの機能じゃないんだよね。
ソフトウェアも、「頭」で考えて選ぶ時代ではなく、「心」で選ぶ時代。
100円の時計も、1000円のカバンも、性能にそこまで大きな差はないように、
ソフトウェアも、機能比較の○×にはほとんど差はない(無くなっていく)。
機能は、必要条件であることは間違いないけど、十分条件とはならない。
そのソフトウェアをさわっていて、なんとなくいいか?どうか?
もう一度、さわりたいか?どうか?
ソフトウェアの画面を通しての、「おもてなし(心のコミュニケーション)」が大切。
でも、これだけでは、十分ではない。
広告表現から、ウェブ申し込みフォームのエラーメッセージ、気の利いたユーザマニュアル、営業の立ち振る舞い、サポート電話での声の張りに至るまで、全ての接点で、心のこもった「おもてなし」をしてはじめて、想いが伝わり、選んでいただける。
ソフトウェアサービスも、飲食業界に近い。
飲食店では、料理をつくり、盛りつけをして、環境を提供して、ウェイターのサービスがある。
この「料理」の部分が「ソフトウェア」に変わっただけで、その他の要素については、きわめて近いと思う。
もう一言、付け加えると、こうした考えを製品単位ではなく、会社全体として展開していかなければならないし、時間をかけて、沿革にあらわれる物語を語ることが、信頼になっていく。
ソフトウェアビジネスも、いろいろと変化のタイミング。
他のビジネスと違って複製コスト低いという特徴があって、心って見えにくい要素があって、
ひとりではできないけど、小さな組織で、大きなインパクトを与えることができる。
って、おもしろいです。
※誤解があるといけないので補足しておくと、エンジニアの役割が低下しているという意味ではなく、むしろ担当範囲はとても広くなったりもするけど、どこまでか?ということは組織や個人の状況によっても変わるものであいまいだし、意味がないと思います。